令和7年6月6日
国立研究開発法人国立環境研究所
令和7年度上期に打上げ予定の温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)に搭載される温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)に対する観測要求についてお知らせします。
TANSO-3の精密観測モードによる観測は、観測要求に基づいて実施されます。詳しくは
「温室効果ガス・水循環観測技術衛星搭載温室効果ガス観測センサ3型に対する観測要求の取扱方針について」(PDF)
をご参照下さい。
なおTANSO-3の観測要求受付やプロダクト公開の時期については、以下のように予定しています。
データポリシーについては、以下をご参照ください。 https://www.nies.go.jp/soc/documents/datapolicy/ (衛星観測センターウェブサイト「データポリシー」へ)
GOSAT-GW TANSO-3広域観測モード L2 温室効果気体(GHG)プロダクト、およびL2 二酸化窒素(NO2)プロダクト(以下、合わせて「L2プロダクト」と言います。)のファイルフォーマット説明書(*1) とそのサンプルです。
本サンプルは、L2プロダクトを利用するソフトウェアのインターフェイス確認用に作成されたものです。L2(GHG)プロダクトサンプルに格納されているカラム平均濃度はGOSAT L4Bプロダクト(2018年の同月同日のもの)に基づいており、L2(NO2)プロダクトサンプルに格納されている対流圏NO2カラム量などは、欧州のSentinel-5p衛星に搭載されたセンサ(TROPOMI)の2021年同月のL3(月平均値)データ(*2) に基づいています。また、その他のパラメータの多くに無効値が格納されています。
(*1註)L2(GHG)プロダクトのサンプルの作成に使用したファイルフォーマット説明書はA版です。
(*2註)ESA CCI+ NO2 TROPOMI level-3 data(https://www.temis.nl/airpollution//no2col/cci-no2-tropomi.php 外部リンク)