令和7年6月6日
国立研究開発法人国立環境研究所
令和7年度上期に打上げ予定の温室効果ガス・水循環観測技術衛星(GOSAT-GW)に搭載される温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)に対する観測要求についてお知らせします。
TANSO-3の精密観測モードによる観測は、観測要求に基づいて実施されます。詳しくは
「温室効果ガス・水循環観測技術衛星搭載温室効果ガス観測センサ3型に対する観測要求の取扱方針について」(PDF, 0.1 MB)
をご参照下さい。
なおTANSO-3の観測要求受付やプロダクト公開の時期については、以下のように予定しています。
データポリシーについては、以下をご参照ください。 https://www.nies.go.jp/soc/documents/datapolicy/ (衛星観測センターウェブサイト「データポリシー」へ)
環境省地球環境局および国立研究開発法人国立環境研究所は、温室効果ガス・水循環観測技術衛星GOSAT-GW(いぶきGW)に搭載されている温室効果ガス観測センサ3型(TANSO-3)の観測データ利用に関し、特定ユーザ申請の受付を開始します。
特定ユーザには以下の2つの種類があります。
TANSO-3のプロダクトや精密観測モード観測の取扱方針についての詳細な説明は、以下の文書を参照してください。
特定ユーザとしての登録を希望する方は、以下に示す連絡先へ特定ユーザ申請に関する問い合わせを行い、登録申請を行ってください。
詳しい募集要項は、
「GOSAT-GW TANSO-3 Product Archive 特定ユーザ募集要項」(PDF, 0.7 MB)
をご参照下さい。
なお、特定ユーザ(観測要求可)としての登録が承認された方の、観測要求の申請が可能になる時期については、打上げから4ヶ月後程度(2025年11月頃)を予定しており、申請に基づく観測が最初に実施される時期は2025年12月頃となる見込みです。
また、レベル1Bプロダクトの一般公開は2026年4月頃、レベル2プロダクトの一般公開は2027年4月頃を予定しています。
◎特定ユーザ申請に関する問い合わせ先:
国立環境研究所 GOSAT-GWプロジェクト G3PAサポートデスク
メールアドレス:g3pa_desk*nies.go.jp( * を @ に替えて送信して下さい)
(2025年10月31日 公開)
GOSAT-GW TANSO-3広域観測モード L2 温室効果気体(GHG)プロダクト、およびL2 二酸化窒素(NO2)プロダクト(以下、合わせて「L2プロダクト」と言います。)のファイルフォーマット説明書(*1) とそのサンプルです。
本サンプルは、L2プロダクトを利用するソフトウェアのインターフェイス確認用に作成されたものです。L2(GHG)プロダクトサンプルに格納されているカラム平均濃度はGOSAT L4Bプロダクト(2018年の同月同日のもの)に基づいており、L2(NO2)プロダクトサンプルに格納されている対流圏NO2カラム量などは、欧州のSentinel-5p衛星に搭載されたセンサ(TROPOMI)の2021年同月のL3(月平均値)データ(*2) に基づいています。また、その他のパラメータの多くに無効値が格納されています。
(*1註)L2(GHG)プロダクトのサンプルの作成に使用したファイルフォーマット説明書はA版です。
(*2註)ESA CCI+ NO2 TROPOMI level-3 data(https://www.temis.nl/airpollution//no2col/cci-no2-tropomi.php 外部リンク)


(2025年10月24日 公開)